松島先生ご担当の、北海道大学3年生の設計演習課題、さとらんどに設ける東屋、に関して、数人の学生に対して構造計画上の助言を行い、展示された9作品を見学しました。

木造のテーマでもあり、在来軸組工法主体にしつつ、学生たちの考える架構に対して、構造力学、法規、施工、コストに対する課題と考え方、構造デザインの可能性を話しましたが、成果としてのプレゼンボードと完成模型を見ることができ、私自身も楽しめました。

当日、急遽、「山脇賞」を決めました。

構造デザインの多様さと、チャレンジングな提案、模型の表現手法など、評価しました！

講評：木垂木の勾配がアーチ＆カテナリーを生み、柱の疎密が空間のメリハリを感じさせる。動きのあるさとらんどにふさわしい架構です！

今年度は正式にアドバイザーとして演習時に参加するとともに、大学院生課題にも参画させてもらえることとなりました。また楽しみが増えました。