今年度も後期授業『構造設計演習』を非常勤講師として担当し、メインイベントである『構造デザインレビュー』を実施しました。

12月22日と27日の2回に分け、履修者全員が構造模型を製作、プレゼンボードとともに発表しました。

アイデアレビュー、中間レビューを、3-4人のグループディスカッションで自分自身のアイデアをプレゼン、仲間との質疑応答でアイデアから建築へブラッシュアップを重ねた成果です。

今年もほぼ遊びですが『けんちくたいそう』を実施、スラスト力やコンプレッションリングなど、まさに力の流れを体感してもらいました。

構造計算3割、プレゼン7割の授業配分を数年実施していますが、多くの構造技術アイデアをいかに建築家とともに実際の建築に実現していくか、「計算」よりも「つくり上げる」トレーニングに重きを置いています。

今年から弊社スタッフの小谷と授業を分担し、新たな展開を開始しました。

年明けの最後の授業での「ディスカッション」で、伝えたいことをまとめる予定です。

更に構造設計に興味がある学生が、弊社オープンデスクに参加し、より深く体感してもらう流れです。

学生たちの発想やアイデアは、自分自身の刺激にも役立っています。